海技免状を持つ人は小型船舶免許取得に大変有利

国家資格の中には、特定の国家資格を持っていると取得に大きなアドバンテージが得られるものが少なくありません。小型船舶免許もその国家資格の一つで、海技免状を持っている人だと小型船舶免許を取得するときにとても有利になります。海技免状を持つ者は海技士とよばれています。海技士は船舶での乗務には必須の資格ですが、総トン数が20トン未満の小型船舶についてはこの資格だけでは操縦できず、小型船舶操縦士免許を持っていなければなりません。

ただし、航海海技士か機関海技士の資格を持っていれば、小型船舶操縦士試験で対応する学科試験の科目が免除になります。実技試験の内容は変わりませんが、学科試験の合格のハードルが下がる分、小型船舶免許取得のハードルも下がります。小型船舶免許で、資格保有による免除が認められている国家資格は海技士だけです。海技免状を持つ人が優遇される理由は、海技士の資格を取得する際に小型船舶操縦士試験より高度な知識や技能が求められるためです。

海技免状の保有は、小型船舶操縦士の取得後にもメリットがあります。それは、人の運送を行う船を操縦する際に必要となる特定小型船舶免許の取得が容易になるということです。特定小型船舶操縦士になるためには、特定旅客安全講習を受けなければなりませんが、海技免状を持っている人はこの講習を受ける必要がありません。これは、海技士の資格取得の過程で特定旅客安全講習で学ぶ内容を修得しているためです。

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